こんにちは。Rokuです。
今回は、東京の新宿にある老舗の鰻屋「小ばやし」を取り上げます。
〒160-0022
東京都 新宿区 新宿3-25−6
小ばやしが創業されたのは明治8年(1905年)のことで、2025年現在に至るまで多くの方に支持され続けている名店です。
今回は、小ばやしで頂いたうな重をレビューいたします。
新宿:小ばやしのうなぎ(うな重)をレビュー
今回オーダーしたうなぎがこちらです。
●うな重 竹(3,810円)
●肝のお吸い物(330円)
小ばやしのうな重には「特上」「松」「竹」の3種類が用意されており、私がオーダーしたのは竹となります。
3種類の違いは鰻の大きさで、使われている鰻の質が異なるわけではありません。
私が友人と訪れたのは平日(木)の開店直後(11:00)でしたが、注文から約15分ほどでうな重が提供されました。
さっそく蓋を開けてみると、鰻の香ばしい匂いが鼻に香ってきました。
その後、優しい醤油タレの香りが鼻に漂ってきて、これだけでますます食欲をそそります。
鰻は十分に焼き上げられており、所々に付いたオコゲが香ばしさを際立たせていました。
鰻の身には完全に火が通っていますが、加熱のし過ぎということはなく、ふっくらと焼き上げられていて身が硬くなってはいませんでした。
小ばやしの鰻は備長炭で焼き上げられているので、表面はカリッと香ばしく焼かれている一方で、中身には水分が十分残されていてふっくらとした食感になっています。
ちなみに、私と友人はテーブル席に座ったのですが、店内にはカウンター席があり、その目の前が焼き場となっています。
カウンター席に座れば、女将さんが鰻を焼き上げている瞬間を見ることができるので、美味しさもマシマシになるかもしれません。
秘伝のタレは創業以来継ぎ足されており、これがたっぷりと鰻とご飯にかけられています。
秘伝のタレは醤油をベースにしていますが、程よい酸味と甘みがあり、深みとコクのある味わいです。
また、後を引かないキレのあるタレなので、くどさのない仕上がりでした。
私の感想としては、タレはやや辛口で甘さは控えめという印象でした。
「神田きくかわ」のタレはやや甘口だったので、辛口が好きな方は小ばやしのタレの方がバッチリ合うかもしれません。
サイドメニューの肝吸いもオーダーしましたが、こちらは塩気が控えめで、主役であるうな重を邪魔しない味付けでした。
肝心の肝はクセが一切なく苦味や臭みもないので、うな重の付け合わせとしてこちらもお勧めできます。
予約やテイクアウトできる?
小ばやしでは予約を受け付けているので、電話(03-3352-5884)で日時を予め伝えておくといいでしょう。
ただ、電話以外でも直接お店に赴いて、店員さんに日時を伝えておくことで予約することが出来るようです。
私が友人と食事をしていたところ、1人の男性がお店に入ってくるや否や、「今日の〇〇時に〇人いけますか?」と店員さんに聞いていました。
すると、店員さんがスケジュールを確認して「大丈夫です」と返答していたのです。
そのため、電話以外でも直接予約することも可能です。
ただ、直接店員さんに予約を伝えてしまうと、店内での業務を妨げてしまう恐れがあるため、可能な限り電話で予約することをお勧めします。
また、小ばやしは連日のようにお客さんで賑わっているので、時間帯や人数によっては当日の枠は確保できない可能性がありますので注意が必要です。
なお、小ばやしではテイクアウトも可能です。
小ばやしではテイクアウトも盛況のようで、別のお客さんが「今日〇〇時にうな重を〇個取りに来ます」とだけ店員さんに伝えて足早に店を出ていきました。
お店にはテイクアウトのメニューは置かれていませんでしたが、少なくともうな重は全種類テイクアウトできるはずです。
テイクアウトで心配なことがあれば、事前にお店に連絡して聞いてみるといいでしょう。
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