こんにちは。Rokuです。
今回は、東京の上野にある老舗喫茶店「珈琲処ボナール」をご紹介いたします。
〒110-0005
東京都 台東区 上1-18−11
山光堂ビル 1階
ボナールは1950年に日本橋で創業しましたが、土地の再開発の関係で2014年に現在の場所に移転しています。
今回は、創業から75年を迎えた珈琲処ボナールをレビューいたします。
珈琲処ボナールのりんごケーキをレビュー!メニュー写真あり
ボナールのメニュー写真がこちらです。(2025年8月現在)
ボナールは珈琲処と銘打たれている通り、コーヒーに最も力を入れています。
全てのコーヒーは注文を受けてからバリスタが心を込めて丁寧に淹れられているため、口コミでも「コーヒーが美味しい!」という声が散見されます。
ただ、私はボナールに来る前に別のカフェで既にコーヒーを頂いていたので、今回はアイスココアをオーダーしました。
私がオーダーしたケーキセット(1,500円)がこちらです。
「ごろっと果肉のりんごケーキ」はその名の通り、一口大にカットされたりんごが4切れ乗せられていました。
ボナールではレアチーズケーキが人気メニューのようですが、実は、このりんごケーキも名物の1つで多くのお客さんから支持を集めているようです。
一目見ただけで手作り感が伝わってくるりんごケーキは、その第一印象に違わず優しい甘みが特徴で、シャキシャキとしたりんごの食感がアクセントになっていました。
りんごの種類こそ分かりませんでしたが、コンポートのように甘く煮詰められているようで、恐らくは紅玉のようなりんごを使っているのかもしれません。
ケーキの部分は「カスタードクリーム→スポンジ→カスタードクリーム→スポンジ」と4層の構造になっていて、スポンジ部分はフォークがスッと入るほど柔らかく、口に入れた瞬間に溶けて無くなってしまうような食感でした。
りんごケーキというと、パイ生地を使っていたり、シナモンが使用されている場合がありますが、ボナールのりんごケーキにはそれらは一切使用されていません。
シナモンが苦手という方は決して少なくないので、そうした方でもボナールのりんごケーキは美味しく頂けるはずです。
ちなみに、お皿にはブルーベリーが添えられており、これと一緒に食べると、適度な酸味を加えることが出来るので、爽やかさを足したい方はぜひ一緒に食べてみて下さい。
アイスココアをレビュー
ケーキと一緒にオーダーしたアイスココアですが、これには少量の生クリームが添えられていましたが、ココアそのものには甘さは全くありませんでした。
一般的にココアというと、甘いココアを連想する方が大半ではないでしょうか?
確かに市販されているものは「ココア」と銘打たれていますが、それらをココアと呼ぶのは日本国内だけであって、海外ではホットチョコレートと呼称されています。
本来のココアとはココアパウダーのみで作られたもので、そこに砂糖は加えられていないのです。
ココアパウダーのみで作られたココアは純ココアやピュアココアと呼ばれ、これに砂糖などが加えられたものは調整ココアと呼ばれています。
甘いココアしか知らなかった方は驚かれるかもしれませんが、純粋なココアは非常に栄養価が高く、以下の成分を豊富に含んでいます。
●カカオポリフェノール
●テオブロミン
●鉄分
●食物繊維
ボナールのメニューにも「アイスココア(無糖)」と記載されていたので、私がコーヒーよりもココアを選んだのもこれが理由です。
ただ、アイスココアに生クリームが添えられていたことは全くの想定外でした(笑)
もちろん、生クリームが添えられていることでココアが一段と飲みやすくなっていることは事実です。
それでも、ココア自体の苦味が強いというわけではないため、生クリームがなくても私は頂けました。
ちなみに、私は普段から市販の純ココアを飲んでいますが、お世辞にも美味しいとは言えません。
恐らく、ボナールのアイスココアに生クリームが添えられているのは、少しでも飲みやすくするための配慮だと思われます。
しかし、健康志向でココアを飲みたい方は注文時に生クリーム無しを選択できるか聞いてみるといいでしょう。
私も次からアイスココアを頼む時は、可能であれば生クリーム無しで提供して頂こうと思います。
余談ですが、ケーキのお皿にはピンクのお花が添えられていて、その下にはシロップのような無色透明な液体が入った小さな容器がありました。
一見すると、ココア用のシロップに見えたため、その液体を舐めてみたところ、ただの水でした(笑)
見た目は完全にココア用のシロップなので、甘さを増すためにこれをココアに入れてしまうと、甘みが増すどころか薄まってしまうため注意して下さい。
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