本庄の楊貴家をレビュー!麺はどこ製?

グルメ

こんにちは。Rokuです。

今回は、埼玉県 本庄市にある家系ラーメン「楊貴家(ようきや)」をご紹介いたします。

[住所]
〒367-0046
埼玉県 本庄市 栄1-5-14

楊貴家は、かの名店「寿々㐂家(すずきや)」から最初の免許皆伝を授かったお店です。

埼玉県は”家系ラーメン不毛の地”と呼ばれるくらい”本場”の家系ラーメンを展開するお店が少ないとされていますが、その中でも楊貴家は家系直系の名店なのです。

今回は、楊貴家のラーメンをレビューします。

本庄:楊貴家の家系ラーメンをレビュー

今回オーダーしたラーメン〈チャーシュー増し〉がこちらです。(900円+300円)

通常のラーメンだとチャーシューは1枚ですが、チャーシュー増しだとこれが3枚になります。

大判なチャーシューにはよく火が入っており、口に入れた瞬間にとろけるような食感でした。

ひとくちに家系ラーメンといっても、実際には多種多様で、スープの濃さから麺のコシ、チューシューの火入れ具合も店舗によって全く異なります。

お店によってはチャーシューが燻製になっているものありますが、楊貴家のチャーシューは至ってシンプルで、肉がホロホロになるまでじっくりと焼き上げられていました。

私は「麺:硬め」「スープ:濃いめ」「鶏脂:少な目」でオーダーしたところ、それでもスープは濃く感じませんでした。

実は、楊貴家の師匠である寿々㐂家は「女性でも飲み干せるスープ」を目指しているため、「家系=こってり濃厚」という固定観念を打破したお店なのです。

当然、寿々㐂家から独立した楊貴家もこの路線を継いでおり、さっぱり系のスープを継承しているというわけです。

こうした背景を知ると、スープの見た目からも塩辛さは感じないはずです。

実際のところ、スープはサラサラとしていて、家系特有のトロッとした粘度はありませんでした。

ラーメンのスープ自体が塩分の塊なので、家系ラーメンに限らずスープを飲み干すのはあまりお勧めできませんが、それでも楊貴家のスープは思わず飲み干せてしまうほどサッパリしていた印象です。

麺は酒井製麵ではなく自家製麺

家系ラーメンといえば、濃厚なスープによく絡む酒井製麺が有名です。

酒井製麺の麺は家系にしか卸しておらず、この麺を使用していないお店は家系に非ずとまで言われているほどです。

ただ、近年では独自の美味しさを追求するお店が増えていて、酒井製麺を敢えて使わないケースもあるのです。

実は、楊貴家も酒井製麵を使っておらず、なんと自家製麺を使用しています。

こちらの動画をご覧ください。

この動画には「楊貴家」と書かれた番重が映っています。

酒井製麵の特徴は「中太ちぢれ麺」ですが、楊貴家の麺は「中太ストレート麺」となっています。

スープによく絡むのはちぢれ麺ですが、楊貴家はサッパリ系のスープなので、敢えてストレート麺を使っているのかもしれません。

ただ、自家製麵も酒井製麵に負けず劣らずのモチモチ食感で、一口食べただけでは自家製麺とは気づかないはずです。

酒井製麺ではなく敢えて自家製麺で勝負しているところを見ると、楊貴家は正統派な味を継承するだけではなく、楊貴家としての革新を探究しているのでしょう。

駐車場は2カ所あり

楊貴家の駐車場は2カ所あり、1カ所はお店に隣接しています。

ただ、こちらの駐車場はスペースが狭い上に、車での出入りがし辛いというのが私の感想です。

そのため、私がお勧めのは2カ所目の駐車場です。

第二駐車場はお店から徒歩で30秒ほど離れた場所にあるだけで、広大なスペースが確保されています。

お昼時は混雑するため、第一駐車場に停めようとすると、余計に時間がかかってしまうかもしれません。

私が楊貴家を利用する時は必ず第二駐車場に車を停めているので、ストレスなく車の出入りを行い方はこちらの駐車場をお勧めします。

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