こんにちは。Rokuです。
今回は、東京の十条にあるカフェ「十条珈琲」を取り上げます。
〒114-0034
東京都 北区 上十条3-29−15
店名に珈琲と銘打たれている通り、こちらのカフェではコーヒーに力を入れており、全てのコーヒーはサイフォンで淹れられています。
また、1日5~10杯限定の水出しコーヒーも提供されているなど、コーヒーに対する店主の並々ならぬ愛情と熱意が伝わってきます。
今回は、十条珈琲をレビューいたします。
十条珈琲のシン・プリンをレビュー
十条珈琲にはコーヒー以外にも名物があります。
それがこちらです。
●シン・プリン(単品650円)
こちらはシン・プリンといい、従来のプリンの常識を根底から覆すヴィジュアルとしています。
ほぼ完全な球体状になっているシン・プリンですが、下にはカラメルが添えられています。
ただ、このカラメルも通常のソースではなく、なんとジュレになっているのです。
プリンそのものは卵感が強く、余計な甘みはありませんでした。
また、市販のプリンと比べて食感が硬く、昔ながらのプリンという印象です。
カラメルのジュレは苦味が強く、全体として甘みはほぼありませんでした。
市販のプリンは甘く仕上げられているので、そのイメージでオーダーすると、カルチャーショックを受けるかもしれません。
ただ、シン・プリンが”シン”たる所以はここからです。
というのも、シン・プリンをオーダーすると、小さいカップで生クリームとカラメルソースが提供されるのです。
カラメルソースはジュレと同様に苦味が強く甘みはありませんが、これをかけると苦味とコクが更にプラスされます。
私は普段からブラックコーヒーを飲んでいるのですが、苦味と酸味が強いコーヒーを好んで飲んでいます。
そのため、苦味と酸味が強いコーヒーがお好きな方であれば、シン・プリンにハマるはずです。
ただ、苦味が苦手な方でもこれを緩和するために生クリームが添えられているのでご安心ください。
実際に生クリームをかけてみたところ、苦味がかなり緩和され、苦味よりもクリーミーさが全面に押し出されるようになりました。
特に苦味が苦手な方はカラメルソースはかけずに生クリームだけ追加して味わうといいかもしれません。
ちなみに、十条珈琲ではプリン割というサービスがあり、プリン+ドリンクの組み合わせでプリンが250円引きとなります。
●アイスカフェオレ(800円)
十条珈琲のカフェオレにはサイフォンで淹れたコーヒーが使われており、通常のカフェオレよりも苦味やコクがある印象を受けました。
予約やテイクアウトはできる?
十条珈琲では予約を受け付けていないため、事前に席を確保しておくことは不可能となります。
また、不定休であることから、お店を訪れる際には事前にインスタグラムやTwitterなどの公式SNSをチェックしておくことをお勧めします。
ちなみに、上記投稿で案内されている通り、テイクアウトも行っていないため注意が必要です。
ただ、テイクアウトに関しては「現在、やっておりません」と記載されていることから、将来的にはテイクアウトも導入される可能性があります。
お店にルールあり
十条珈琲では店内ルールがあり、そのルールはメニューも記載されています。
そのため、十条珈琲をご利用になられる方は以下のルールを必ずお守りください。
店内での電話、ネット通話、”音が漏れる状態での”音楽、動画のご視聴等はご遠慮ください。
(一番守っていただきたいことです)
この文言はわざわざ赤字で強調されていることから、店主が最も重要視している部分になります。
というのも、注意書きの1文目には「混雑していても、お気にせず、ごゆっくりお過ごしください。」と記載されているのです。
飲食業界であれば「いかにして客単価を上げるか?」や「いかにして回転率を上げるか?」に苦心しているものですが、十条珈琲では1人1人のお客さんにゆっくりとした時間を過ごしてもらいたいという気持ちが根底にあります。
そのため、上記のルールは必ず守るようにして下さい。
事実、私が友人と訪れた際、女性のお客さんが店内で通話していたところ、店主から「通話はご遠慮ください」と注意されていました。
もちろん、この女性客も大声で話していたわけではなく、むしろ小声で通話していました。
しかし、大声だろうと小声だろうと、通話に関してはNGということになります。
ちなみに、私と友人は普通の音量で会話していましたが、何も注意は受けませんでした。
そのため、店内での通話は絶対NGということを肝に銘じておくべきです。
コメント