こんにちは。Rokuです。
今回は、東京の練馬にあるカフェ「純喫茶キラーズ」をご紹介いたします。
〒179-0074
東京都 練馬区 春日町4-15−5
オーナーが拘りぬいた調度品と空間で提供されるコーヒーやデザートは他のお店では味わえないものとなりました。
ロックバンド「BUCK-TICK」の今井 寿(ひさし)さんも訪れたことのあるお店で、店内にはBUCK-TICKの写真やサインが飾られていました。
今回は、特別な空間を提供する純喫茶キラーズをレビューいたします。
純喫茶キラーズのメニューはセット価格が基本
今回オーダーしたのが「蒼いチーズケーキ」と「瑪瑙(めのう)の雫」です。
メニューにはデザート単体の価格が記載されておらず、食事(軽食)+デザート+ドリンクのセット価格が記載されていました。
ただ、デザート+ドリンクのみのオーダーも可能なので、食事(軽食)をしない方はオーナーの方に「デザート+ドリンク」のみである旨を申し出れば快く受け入れて下さいます。
コーヒー(瑪瑙の雫)の価格が800円だったことから、これを考慮して合計金額からチーズケーキの値段を算出すると、1,350円だと思われます。
蒼いレアチーズをレビュー
蒼い宝石のように輝くチーズケーキはレア仕様となっていて、全体的に甘さは控えめでした。
これにより、砂糖の甘さがチーズの風味を邪魔することなく、最初から最後まで濃厚で芳醇なチーズの香りを堪能することが出来ます。
蒼いゼリー部分は「幸せを呼ぶ青い花のシロップ(バタフライピー)」を使用していて、香りづけにオレンジキュラソーが使われていました。
ゼリーの内部にはエディブルフラワーが散りばめられており、こちらは食べることが出来ます。
また、ケーキとホイップクリームにはキラキラと輝く砂糖が振りかけられていて、食べるのが勿体ないと思えるほど芸術品のような出来栄えでした。
ただ、全体的に甘さが控えめなので、一気に食べると繊細な風味を感じないかもしれません。
そのため、こちらのチーズケーキを食べる際には、1口ずつじっくりと味わってみて下さい。
実際に食べてみた私の感想としては、1口サイズにカットした後、それを更に半分のサイズにして食べてみたところ、このチーズケーキの繊細な風味を一番感じることが出来ました。
瑪瑙の雫をレビュー
瑪瑙の雫はブラックが推奨されており、この点は事前にオーナーさんから説明されます。
もちろん、ブラックが推奨されているだけなので、砂糖やミルクを希望する方でも問題なくオーダーできます。
ただ、実際に瑪瑙の雫を飲んでみて実感したのは、「やはりブラックで飲む方がいい」ということです。
実は、瑪瑙の雫は16時間もかけて抽出される水出しコーヒーなので、他のコーヒーとは風味もコクも違うのです。
こちらを一口飲むだけでコーヒーの苦味と酸味が鼻孔に広がり、飲み込んでも余韻が残るほど香りが強いのが特徴です。
私は普段からコーヒーはブラックで飲んでいましたが、この一杯に出会えたことで、ブラックの美味しさに改めて気づくことが出来ました。
体質的にブラックが飲めない方は仕方ないですが、食わず嫌いであれば、ぜひこの一杯を飲んでみて下さい。
オーナーはジョジョ好き
オーナーの拘りが詰まったキラーズですが、実は、オーナーは「ジョジョの奇妙な冒険」のファンです。
店内には、第6部「ストーンオーシャン」に登場する主人公「空条徐倫」の絵が飾ってあったり、席には「岸辺露伴は動かない」や「岸辺露伴 ルーブルへ行く」というコミックも置かれていました。
そのため、ジョジョがお好きな方は間違いなくハマるお店だと思います。
キラーズはオーナーとお客さんの距離が近いため、一見さんよりも常連さんの方が多い印象でした。
私が友人と訪れた時、店内には我々を含めて4人いましたが、その内の2人が常連客(女性)でした。
常連客はカウンターに座り、一見さんはテーブル席という感じで別れており、常連のお客さんはオーナーさんと談笑を交わしていました。
ただ、誤解のないように言っておくと、オーナーさんは決して常連客びいきというわけではありません。
それどころか、一見のお客さんにはメニューを丁寧に説明してくれるし、提供まで少し時間がかかることなども説明して下さいました。
もしジョジョがお好きな方はテーブル席ではなくカウンター席に座って、オーナーさんとジョジョ談義に花を咲かせてみてはいかがでしょうか?
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