こんにちは。Rokuです。
今回は、東京の神田にある家系ラーメン店「わいず」をご紹介いたします。
〒101-0047
東京都 千代田区 内神田3-9-6
大熊ビル1階
2000年に1号店となるお店をオープンさせ、2015年には秋葉原に2号店がオープンしており、都内屈指の人気店となります。
今回は、わいずで頂いたラーメンのレビューに加えて、秋葉原店との違いについても解説いたします。
神田:家系ラーメン「わいず」をレビュー
今回オーダーしたのがこちらのチャーシューメンです。(1,400円)
わいずのスープは大量の「げんこつ(豚の大腿骨)」と「鶏ガラ」を使用しており、鶏ガラに至っては1日に900kgも使用してスープを炊いているのです。
また、スープを炊いている時は背脂を一切使っておらず、肉の旨味を引き出す手法が用いられています。
このスープを一口すすったところ、濃厚な豚骨醤油の風味が鼻孔を突き抜け、その衝撃は脳天まで届くほどでした。
スープには若干のとろみがあり、嚥下しても喉の辺りにスープの余韻が感じられるような仕上がりになっています。
ともすれば獣臭が強く感じられるスープですが、家系好きにはたまらない一杯になることは間違いありません。
スープに絡む麺はほどよくウェーブがかかっていて、食感は非常にモチモチ・プチプチしており、それはまるで蒟蒻のような食感でした。
家系ラーメンといえば酒井製麺が有名ですが、わいずでは特注麺を使用しています。
この特注麵は三河屋製麺との共同開発で、わいずの超濃厚スープに合うように試行錯誤を重ねて生み出された至高の麺なのです。
自家製麺を使用している家系ラーメンは世の中に数あれど、わいずの麺だけは他の家系とは比較にならないほど突出しています。
なお、大振りなチャーシューは吊るし焼きで調理されたと思われ、ややレアな部分が残る仕上がりとなっています。
脂身の部分が少ないため、肉の引き締まったタンパクの味わいを楽しめます。
さらに、わいずのチャーシューはスモークされており、香薫がしっかりと肉に染み込んでいるので一口噛むだけで肉汁と共に強烈な香りが漂ってきました。
スープ・麺・チャーシュー全ての主張が強いわいずのラーメンですが、不思議な事にそれぞれの要素がバラバラに存在しているわけではなく、全てが上手いこと調和していて、1点の落ち度もない完成度でした。
秋葉原店との違いは?
2号店である秋葉原店との違いですが、創業者である渡邉泰孝さんによると、特に違いは設けていないとのこと。
下記インタビュー(※①)によると、ベースとなるカエシ(タレ)も同じで、同じ調理過程を経てお客さんに提供されているようです。
●https://wacky-map.com/article/wacky-conversation/d0001/
ただ、お客さんからは「秋葉原店のスープの方がライトで飲みやすい」という声が寄せられているようです。
恐らく、これは作り手の技量や癖によるところが大きいと思われます。
秋葉原エリアには武将家という家系ラーメンが2店舗ありますが、一方は「外伝」と銘打たれており、1号店とは味の方向性が異なっていて、意図的に差別化が図られています。
しかし、わいずに至ってはそのような差別化は図られておらず、どちらも同じタレ・材料・調理行程を経て提供されているようです。
混雑時の並び方は?
わいずは都内屈指の人気店なので、ご飯時は行列や混雑を覚悟しなければなりません。
特に19:00~20:00頃は混雑のピークとなっており、場合によっては1時間程度は待つ可能性があるようです。
混雑時の並び方は簡単で、入り口から「わいず」の看板がある方向にL字型に並ぶだけです。
ただ、入り口前で待機する場合は、入り口の左側に並ぶようにして下さい。
ちなみに、わいずでは並ぶ前に食券を購入するシステムとなっています。
まずお店に到着したら、待機列があろうがなかろうが、まず店内に入って券売機で食券を購入して下さい。
お店が混んでいなければ、その場で店員さんが食券を回収してくれて、お好みを聞いてくれます。
混雑時であれば、食券を購入した後に店を出て、待機列の最後尾に接続して待ちます。
暫くすると、店員さんが食券を回収しに来てくれるので、そのタイミングでお好みを伝えて下さい。
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